僕がこの活動をする理由
私が、このPASSIONEを立ち上げて、なぜこの活動をするか。を説明いたします。
私は、小学生の頃からスパイダーマンが大好きでした。
小学5年の時にお母さんにトイザラスで、
スパイダーマンのマスクを買ってもらったのがきっかけでした。
スパイダーマンというヒーローは、
赤と青の全身タイツとマスクという軽装な格好で、
主人公は高校生というところに惹かれました。
そして、高校3年の時に、
ネットでスパイダーマンの全身スーツを購入しました。
私は小学5年の時に、お父さんが亡くなり、
今日に至るまでお母さん1人で育ててもらいました。
小さい頃はお父さんと休日に、
仮面ライダーのショーを観に行ったり、地元のスーパーにウルトラマンが来るから観に行ったりと、
親子揃ってヒーローが大好きでした。
お父さんが亡くなって、自分自身が子どもの頃は、人のためになにかをする。
などといったことは一切考えたことがありませんでした。
ですが、高校生になり、自分自身が落ち着き、周りを見れるようになった時に、
恵まれていない環境の人たちに、
このスパイダーマンのスーツで何かできないか。と考えました。
海外の人たちを見ると、児童養護施設や小児病院を、コスプレイヤーの人たちや、スパイダーマンの映画で実際に演じている俳優さんたちが、訪問している写真を見ました。
そこで私が思ったのは、自分自身に影響力は無いけど、
スパイダーマンの影響力を借りれば、
子どもたちに笑顔や希望など、なにか良いものを届けられるんじゃないか。と思いました。
ですが、それを考えた時には、高校3年の時で、
周りに協力してくれそうな人はいませんでした。
それから2年が経って、大学2年のとき、
USJのハロウィンで、現在PASSIONEで一緒に活動している、
スーパーマンたちと出会いました。
年齢を聞くと、向こうも全員同じ年齢で、これは何かの縁だと感じました。
それから半年、私の今までの人生や考えを打ち明けました。
すると、全員が私の考えに賛同してくれて、
子どもたちのためにこのスーツで何かしたいとなりました。
私はすぐに、PASSIONEを立ち上げて、
まず何ができるかと考え、児童養護施設に寄付する募金活動を始めようと思いました。
まず、目標金額を¥100,000に設定して始めました。
ですが、思っている以上に厳しく、
ほとんどの人は、私たちをみて写真を撮ったりするだけで、
立ち止まって募金してくれた人は、あまりいませんでした。
PASSIONEを通じて出会った人も、
神戸市のイベントに話を通してくれて、
そこで募金活動をやらせて頂いたり、周りの方たちには、本当に感謝しています。
半年かかりましたが、
なんとか¥100,000を集めることができ、
神戸市児童養護施設連盟様に寄付することができました。
そこでは、実際に養護施設にいる子どもたちと
直接触れあうことができました。
子どもたちが、どう感じてくれたかはわかりませんが、
キラキラした目て、笑顔が見れて本当に良かったです。
最近思うのが、お父さんが亡くなったけど、
これをただ亡くなったで、終わらしたらあかんのちゃうか。と思いました。
死を絶対に無駄にはしないということです。
僕は、お父さんの死を良い意味でを捉えようと最近思うようにしています。
お父さんは死をきっかけになにか良い行いをしろ。と言うと思います。
だから、私は子どもたちのために、ボランティア活動をします。
ここに書いたことが理由です。
だから、この活動に賛同してくれてる人には本当に感謝しています。
私は、自分が死ぬまで、こういった活動を永遠に続けようと思っています。